はじめての方へ
index
※武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授 佐藤大吾氏監修のもと作成しています。
NFTとは?
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語に直訳すると、「非代替性トークン」です。
非代替性とは「換えが効かない = ユニーク(唯一)」といった意味で、
トークンとは「しるし」という意味です。
つまり、「ユニークであり、1つとして同じものが存在しないしるし」がNFTです。
NFTは画像自体を指している、と解釈する方もいますが、正確には画像自体を指してはいません。NFTはトークンのことを指しています。
トークンには画像の保管場所が記されており、その情報から画像を表示させています。
そのため、デジタル画像以外の分野でも応用されており、音楽作品やチケット、トレーディングカードゲームなどで実用化されています。
世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」では、デジタル画像をはじめ、音楽作品やメタバース上の土地なども売買されています。
NFTの購入方法は?
A. クレジットカードで購入する
-
MetaMaskのアカウントを開設する
暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMaskでアカウントを作成します。
MetaMaskはWebブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できるウォレットです。暗号資産だけでなく、NFTも保管することができます。
※Googleなどの検索エンジンでMetaMaskを検索すると、検索結果に偽のウォレットが出ることがあります。そのため、上記リンクからMetaMaskをダウンロードすることをおすすめします。
MetaMaskのアカウント開設方法は
動画でもご覧いただけます。 -
CLUB TOKIサイト内の「購入する」ボタンをクリック
「購入する」をクリック!
ポップアップ画面が表示されますので、「クレジットカードで購入する」をクリックしてください。※REGULAR EDITIONとPREMIUM EDITIONは価格が異なります。お間違いのないようご注意ください。
-
必要情報を入力して購入
表示された販売ページで金額を確認し、全ての項目を入力してください。
入力した内容に間違いがないか確認後、「支払いする」を押すとMint中の画面に切り替わります。そのままお待ちいただき「Mintが完了しました」の画面に切り替われば購入完了です。※必ず0xからはじまるイーサリアムネットワークのウォレットをご使用ください
※利用できるクレジットカード:Visa、Mastercard、JCB、AMEX
B. ETH(イーサリアム)で購入する
ETHとはethereum(イーサリアム)というブロックチェーンで使われている暗号資産(仮想通貨)となります。
ETHを取引所・販売所で購入し、自分のウォレット(例:MetaMask)に送金することでNFTを購入することができます。
ここでは、主にMetaMaskを使ってご説明します。
-
MetaMaskのアカウントを開設する
暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMaskでアカウントを作成します。
MetaMaskはWebブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できるウォレットです。暗号資産だけでなく、NFTも保管することができます。
※Googleなどの検索エンジンでMetaMaskを検索すると、検索結果に偽のウォレットが出ることがあります。そのため、上記リンクからMetaMaskをダウンロードすることをおすすめします。
-
暗号資産(仮想通貨)取引所・販売所のアカウントを開設する
暗号資産(仮想通貨)取引所・販売所は複数ありますが、MetaMaskへのETHの送金手数料が掛からないGMOコインやDMMビットコインがおすすめです。(※)
※2022年9月時点
-
アカウント開設後、ETHを購入する
ETHをはじめとする暗号資産(仮想通貨)の購入方法は、販売所と取引所の2種類あります。
-
1. 販売所で購入する
暗号資産(仮想通貨)販売所から、販売所が提示する金額で購入する方法です。
購入方法がとてもシンプルで、すぐに取引ができるため暗号資産(仮想通貨)初心者の方に向いています。暗号資産販売所(GMOコイン)でのイーサリアム購入画面(2022年9月時点)
-
2. 取引所で購入する
暗号資産(仮想通貨)取引所が仲介者となり、取引を希望するユーザー同士で売買する方法です。
板と呼ばれる価格ごとの買い注文と売り注文の一覧表を通して取引をします。
暗号資産(仮想通貨)取引に慣れている方に向いています。暗号資産取引所(GMOコイン)でのイーサリアム購入画面(2022年9月時点)
メリット デメリット 販売所 すぐに購入することができ、
取り扱う暗号資産(仮想通貨)の銘柄が多い。取引所に比べて手数料が高い。 取引所 手数料が安く、自分が希望する価格で購入することができる。 取り扱う銘柄が少ない。また、注文方法によっては高い値段で購入してしまう可能性があり、すぐに暗号資産(仮想通貨)を入手することができない。 -
-
販売所・取引所からMetaMaskのウォレットにETHを送付する
GMOコインでの ETH 送付先確認画面(2022年9月時点)販売所・取引所で購入したETHは、MetaMask等のウォレットに送付することで、NFTの購入などに使用することができます。
GMOコインの場合、メニュー内にある「入出金 暗号資産」を選択するとこのような画面が表示されます。STEP1で作成したMetaMaskのウォレットアドレスを新しい宛先に追加し、所定の送付手続きをすることで、GMOコインで購入したETHをMetaMaskに送付することができます。
GMOコインでの ETH 送付先確認画面(2022年9月時点)GMOコインでの ETH 送付先確認画面(2022年9月時点)販売所・取引所ごとに送付最小数量や手数料が異なります。詳しくは各サイトをご確認ください。
-
CLUB TOKIサイト内の「ETH(イーサリアム)で購入する」ボタンをクリック
「購入する」をクリック!
※REGULAR EDITIONとPREMIUM EDITIONは価格が異なります。お間違いのないようご注意ください。
-
MetaMaskと連携し、購入数を選択
購入用のポップアップ画面が表示されますので「ETH(イーサリアム)で購入する」をクリック。
MetaMaskとの連携が完了するとMINTボタンが出現します。
「MINT NFT」をクリックし、プルダウンで必要個数を選ぶと購入できます。
「チェーン上に記録される」とは?
「オンチェーンに記録される」とは、「誰がを保有しており、いつ誰が売買を行ったのか」というすべての履歴が、ブロックチェーン上に記録されるという意味です。
ブロックチェーン上で記録されたデータは、改ざんすることが非常に難しいことに加え、誰でもすべての履歴(トランザクションといいます)を見ることができます。
「誰が」というのは噛み砕いた表現で、「どのウォレットアドレスが」が正しい表現になります。
ブロックチェーン上に残るのは、あくまでウォレットアドレスなので、ウォレットアドレスと個人が紐付いていない限り、知らない人から「あの人が購入しているNFTだな」と特定されることはありません。
ただし、ウォレットアドレスと紐づけて履歴を確認されることはあります。
トランザクションを確認する方法
-
Etherscanで確認する
Moonbirdsという世界的に有名なNFTの取引履歴です。いつ、誰から誰に、いくらで取り引きされたのかが記載されています。Etherscanは、イーサリアム関連のブロックチェーン上に記録されたすべての履歴を、検索・確認することができるサービスです。
ウォレットアドレスもしくは、Transaction Hash(取引ごとに生成される文字列)のいずれかがあれば、どのウォレットからどのウォレットに、いつ、どのくらいの価格で送付されたのか確認することができます。 -
OpenSeaで確認する
世界最大規模のNFTマーケットプレイスであるOpenSea上でも、トランザクションを確認することができます。
OpenSea上での取引履歴の一覧個別のNFTのページにアクセスし、「Item Activity」をクリックすると、そのNFTのOpenSea上での取引履歴が表示されます。
「Date」の箇所を選択すると、上記のEtherscanの取引履歴確認ページに遷移します。
-
自分のウォレットで確認する
MetaMaskのスマホアプリで管理しているNFTを選択した際に、表示される画面NFTを管理しているご自身のウォレットでもトランザクションを確認できます
MetaMaskのスマホアプリの場合、管理しているNFTの「アセットコントラクト」という文字列をタップすると、Etherscanに遷移します。